クールベという人は、印象派の絵描きさんである。
別に私がクールベの絵が好きだとか、そういうことではなく。
ハイロウズのギタリスト、真島昌利氏は昔ソロをやっていた。
彼のソロとしての4枚目(そして今現在一番新しい)のアルバムに
「人にはそれぞれ事情がある」というアルバムがあって、
その2曲目に「空席」という曲がある。
『分かるには時間が足りない 感じるのは一瞬だが
ひねもすのたりとりあえず ブートレッグを聴いている』
という名フレーズでも知られる曲だが、この曲の中に
『クールベ風の並木道には ミレー風の陽が落ちていく
アイスクリームは溶けたけれど 謎はついに解けなかった』
と言うフレーズがあるのだ。
ミレーは「落穂拾い」(だよね?)などで知っていたのだが、
クールベは知らんかったのである。
なんかカッコよさそうだったので、使ったのである。
結論。
クールベ(私)は、単なるミーハーなのである。